古事記に登場する大国主の最初の妻、「八上姫(やかみひめ)」をご存じでしょうか。因幡の白兎の物語に登場し、はるばるやって来た八十神(数多くの神々)の求婚を断り、大国主(若い頃の名前は大名持/オオナムチ)と最初に結婚する女性です。
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1.男性統治王「大国主」&女性祭祀王「八上(神)姫」とは、どんな人物たち?
2.とんでもない!大国主と八上姫の系譜とは?
3.なぜ彼らの出自が世界的に見ても驚きなのか?
1.男性統治王「大国主」&女性祭祀王「八上(神)姫」とは、どんな人物たち?
古代の日本では、女性の祭祀王と男性の統治王がペアで国を治めていたそうです。
女性がその身に神のメッセージを降ろしてご神託を行い、男性がそれを実行に移すというシステムです。
八上姫は大国主とペアで、医療や養蚕による織物、五穀の栽培方法などを日本各地に伝えていました。
富士山、奈良の桜井(三輪山)、西日本(岡山、島根、越の国)などを中心にゆるやかに各部族と婚姻しながら、国造りをしていました。
2.とんでもない!大国主と八上姫、そして素戔嗚の系譜とは?
彼らの出自は「元祖ユダヤ人(後に歴史に事情で国ごと改宗した白人系ユダヤ人、「アシュケナジム」とは区別)」で、イスラエルから渡って来た”渡来人(後にお伝えしますが、元々は日本出身で戻って来た)”であると金魚亭古代史研究室では考えます。
そして、彼らは「秦の始皇帝とその身辺の人々」として日本にやって来たと思うのです。
3.なぜ彼らの出自が世界的に見ても驚きなのか?
八上姫の系譜に含まれるのは、「大月姫(オオゲツヒメ)」「神大市姫」「市杵嶋姫」「八神姫(香具用姫)」「神功皇后(応神天皇の母)」「大歳神」など。「(室町時代に入ると)宇迦之御魂」。
そして、日本で最も多くお祀りされている八幡宮の”八幡様”です。
一方大国主の系譜は、「加具土命(カグツチ)」と言われる火の神様です。イザナミは、カグツチを産んだために火傷して死んでしまい黄泉の国に行くことになりました。
「カグ」というのは香久などとも書かれますが、ユダヤ人の別称です。
大国主(スサノオまでが6代)らが代々治めたこの時代は八代に渡りましたが、後の権力者によって歴史から抹消されいわゆる”欠史八代”とされています。つまり、八上姫もその名の通り「八代」存在していたと思われます。
