三色団子を考案したのは、豊臣秀吉!?三色それぞれの色の意味も素敵だった♡

春になると、三色団子が食べたくなりますよね。
お花見に持って行くもよし、お雛様にお供えするもよし。

お店で見かけると可愛らしい色合いに、心がうきうきしてきます。
ところで、この三色団子はいつからあるのでしょうか?

実は、この三色団子を考案したのは安土桃山時代の豊臣秀吉だそうです。
醍醐寺で行われた醍醐の大茶会で各地の銘菓を取り寄せた際、女性たちが喜ぶお菓子をと菓子職人に依頼して作らせたのだとか。

それぞれの色にも意味があり、

・ピンク:桜の花のつぼみの色
・白:満開の桜の色
・緑:桜が散った後の葉桜の葉の色

とのことで、なんだかきゅんとしますよね。
沢山の側室を抱えていた秀吉さん、女心を掴もうと考えてくれたようです。

ちなみにこちらの三色は、
・ピンクは花の色
・白は雪の色
・緑は雪解けの間からめぶく新緑の色
という説もあるそうです。

安土桃山時代の千利休や豊臣秀吉が生み出した茶道文化からは今にもつながる様々な文化が生まれましたが、三色団子もそのひとつだったのですね。

命のやりとりをした戦国時代の中だからこそ、春のひとときの茶会に登場する可愛らしいお菓子に、女性たちも一層癒されたのではないでしょうか。


今も三色団子を眺めた時のうきうきとうきたつ気持ちはそのままに、今の平和な時間を味わい、感謝しながら頂きたいと思います。





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